長期旅行に行っていました。石垣島。我々夫婦は異様なまでに”泳ぎ釣り”に凝っておりまして、今回は”海開き”みたいな感じです。沖縄ならおそらく本当に本当の厳寒期以外、私の持っている特殊なウェットスーツ(セミドライ)ならイケると思うんですけどね。でもしっかり5月終盤まで待ちました。寒いの、イヤだし(笑)
で、石垣島はサルサがありません。泳ぎ釣り→釣果で料理の繰り返しです。沖縄ってね。魚がちょろいのよ(笑) 全然擦れてない。釣り糸垂らすと簡単に喰ってくるのです。いつも概ね大漁。どうしてもこうなる。
となると問題?! 夫婦以外との人との接点、極端に少なくなります。石垣島に知り合いのYouTuberが居て、その人と一緒に泳いだ程度かなぁ。後はスーパーで「人間とすれ違った」程度。会話とかはほぼしません。
YouTuberとのふれあい記録こちら(笑)
で、ぼんやりと思う事。サルサやってて述べ100人超/週で”他人”と触れ合うのって、マジ普通じゃない事なのでしょうね。普通の人間は今回の我々の旅行中は極端だとしても、概ね仕事場の人と触れ合う程度。多くて15人/週くらいなんじゃないかな?! 営業職&サービス業だとそうでもないかもですが。
でもじゃぁもっと行きましょう。「一緒に居て楽しいから会う」人はどれくらい?! サルサだとよっぽど偏屈でも無い限りほぼ会場で会う人数と同等でしょう。やっぱり100人超/週。でも普通の社会人だと、おそらく営業職やサービス業でも15人/週?! これを超える人は僅かでしょうね。
何度も書いていて恐縮ですが(^。^;)、私は究極の変態作家、橘玲さんのファンです。そして彼曰く、現代社会における“幸せ”の条件の一つとして「薄くて広い人間関係」が重要だと言っています。
なぜなら「現代は価値観も生き方も多様化しているため、ひとつの“濃い”人間関係に依存すると、うまくいかなくなった時に孤立しやすい」から。「薄くて広い」関係があれば、どこかでうまくいかなくても、他のコミュニティや人間関係で自分の居場所や役割を見つけやすい。、「孤独感」が和らぎ、精神的な安定や幸福感につながる、というのです。
私も全く同感ですね。サルサ遊びを通じて良く分かりました。橘玲氏は続けます。
『「幸せ」は絶対的なものではなく、「孤独を感じない」「自分の居場所がある」と感じられることが大切。』
・たくさんの人やコミュニティと、気軽につながっている状態
・どこかでうまくいかなくても、他で自分らしくいられる余地を持つこと
私は今回たった4日間でしたが、そして奥さんとは非常に良好な関係でいますが、もしこれが拗れたり無くなったりしらかなりダメージだろうなと思った。だからこそ夫婦が上手くいく様に努力し続けなくてはいけないし、「薄くて広い人間関係」のメンテナンスも重要だと思った。
閉鎖空間試験の結果みたいな事を書いてすみません。でもそう思ったんだもん!
というわけで今週は踊り倒そうと思いますっ! 以上!!
ps
でもこの「薄くて広い人間関係」を充実させる方法、ちょっとコツがありそうですね。何しろ人間は得てして濃くて狭い人間関係に馴れているので。その手法をサルサで用いるとマイナスが大きいです。
例えばそこに居ない人の悪口ですね。濃くて狭い人間関係では連帯感や結束を強める、良好に保つのに効果的な方法と言えなくもありません。でもサルサの基本的には単に一緒に踊るだけな「薄くて広い人間関係」では、かなーーーりマイナスがデカいです。
また早急に人間関係構築への強いチャージかましちゃうのも問題か。基本的に利害関係が無いのでね。どれくらい繋がるかの決定権は個々に裁量が任される。上司と部下の関係とはちがうのでね。でもそこで積極的に連絡先交換とか迫ると、(日本人なので断れない、教えちゃう人も多いですが)後々何かとギクシャクする事になる。
「薄くて広い人間関係」のマナーをわきまえる?! そんなノウハウも必要かも。
間違っちゃいけない。
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