今日は絶望的に時間がありません。でもどうしてもちょっと書きたいのでアップ(笑) ソーシャルなサルサ遊びが定着するかどうかの条件に付いて。
■思わぬ苦戦。●ュン●ンでは技が掛からない?!
現在ごく親しいサルサ友人が●ュン●ンに居ます。1ヶ月程滞在するらしい。彼はサルサを習い始めたのがドイツとの事で、踊れる様になってから”里帰り”的ニュアンスです。
それだけ聞くと楽しめそうですよね。旧友女性からは「うわー上手くなったねー」なんて言われてもぉモテてモテて、、、いやぁもぉ疲れすぎて踊れないよーなんてなってたり?! でも違うみたい。彼、ちょっと楽しむのに苦戦しています。
なぜなら周囲はかなーーーーり、、、んんん。言葉選びが難しいですね。でも彼のリードが通じない事が多いらしい。それも下手とか上手いとかじゃなく相手が『知らない』から?!
■●ュン●ンのソーシャル遊びの特徴
で、彼は思うわけです。フォローの仕方知っている人、なんでこんなに少ないんだろうかと。そんなすっげー難しい事をしようとするわけじゃぁないんですよ。バックストップ程度らしいのですが。
そして彼の観察した●ュン●ン・ソーシャル事情。ちょっと書いてみます。
- サルサよりバチャータが好調
- 男性のリードが力強い
女性がめちゃ重いのだそうで、男性リードは100%強いでしょって推理。私も120%そう思う - 踊る相手がFix気味
彼氏彼女だけじゃない。練習→ソーシャルもサルサだと踊る相手がガッツリ決まっている模様?! - サルサ部屋/バチャータ部屋と分かれている
- DJがフェードイン・フェードアウト採用
■なぜ●ュン●ンでサルサは流行らないか
で、私も推理してみた。まずバチャータ優勢は恐らく男性リード強すぎるのだろう。アクティブな動きのサルサはマジ関節が危ない。よって女性は知らない(技をする!?)男性を敬遠するのです。で、バチャータなら痛くても関節折るとかは無い?! 『まだ安全』でバチャータ優勢なのかも。
サルサとバチャータの部屋が別れている事については、これはこれで分断が進むかもな。女性は見の安全からバチャータ部屋に入り浸る。男性も踊りたいのでバチャータ部屋に行かざるを得ない。で、ますますバチャータ優勢になる。サルサ・ダンサーが少なくなる。
で、DJがフェードイン・フェードアウトをする。これは恐らくペアじゃないダンスクラブの手法でしょうね。音が無くなる瞬間があると会場テンションが一旦下がっちゃう。それを無くす為にフェードイン・フェードアウトをするのですね。
でもソーシャルのペアダンスだと相性悪いですよね。曲終わりの挨拶時間、次の相手を捕まえる時間が圧縮される。しかも腕の悪いDJだと「曲変わったのだろうか?!」と思うくらい似た曲を連続させたり?!
(同じ曲2連続したら「おい!」って思うでしょ?! 変わったかどうか見分けがつきにくい曲連続も個人的には「おい!」に入ると思うがな。。。)
別れて良いのか、踊り続けた方がいいのかの困惑まである。つまりソーシャル向きじゃない。ソーシャルで楽しむ雰囲気が醸成しにくい。。。
■パワーリードNGがソーシャル・サルサを流行らす鍵
以上の様にして、ミュンヘンは断片情報を聞く限りに置いても”サルサ”の”ソーシャル”をやるのに逆風なファクターが重なっているなぁと思いました。
じゃぁ日本はなぜそうならなかったか。私は日本サルサ黎明期の女性インストの頑張りがあったからとも思う。「痛いリードは絶対NG」を定着させられた?! 少なくともNGという一般常識を作ってくれたと思う。
15年前くらいまで?! 確かにありましたね。痛いリードはとにかくダメって空気。「ちょっといたいーーーもぉやめて!!」なんて、レッスン中大声で言ったりしていました。
もちろん人間的にそこまで人前で生徒に恥かかせるのはどうなんでしょうね、とは思いましたが(^。^;) でも力入ったリードはダメって常識を周囲に強烈に植え付けました。●●●センセー、●●●●さん、ありがとうございます。
■サルサを流行らすならパワーリードNG常識を作れ
やっぱり遊び中に痛い可能性が高い事って廃れますよね。サルサは明らかにバチャータより痛くしやすい。パワーリードが許される地域・地方では、サルサは自然バチャータより廃れるでしょう。
そんな事を思った次第。
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